ダークナイトに登場する『ジョーカー』
今作のジョーカーは過去最高との評判の仕上がりです。
ヒース・レジャーが演じたジョーカーはトラウマレベルの恐怖を与えるものとなっていました。
その演技のなかでも「ジョーカーが札束を燃やす」シーンが凄すぎます。
また、ヒース・レジャーの縁起にはアドリブが多かったようで、そのアドリブも見どころの1つとなってます。
ジョーカーが病院を爆破するシーンもアドリブと言われています。
そこで今回はこんなダークナイトのジョーカーについてまとめていきたいと思います。
ダークナイトのジョーカーとは?
ダークナイト撮影時、IMAXカメラは世界に数台(たしか3〜4台)しか無かった。当時のIMAXカメラは1台2億円(たぶん今も)以上したけど、ジョーカとのカーチェイス撮影時に1台がぶっ壊れてしまった。映画作るのにお金かかってるなあ。#ダークナイト #ジョーカー pic.twitter.com/J6hu00jI2w
— chicosia (@chicosia_com) 28 ઑક્ટોબર, 2016
バットマンシリーズの実写映画に登場するジョーカーは映画ごとに俳優さんが変わっています。
バットマンと相反する立ち位置は変わっていませんが、キャラクターの性格はシリーズごとに変わったものとなっています。
特にダークナイトのジョーカーを演じたヒース・レジャーの評価は高く、過去最高のジョーカーとも言われています。
ダークナイトのジョーカーは
バサバサの髪の毛、乱雑なメイク、グラスゴースマイルと言われる口元の傷
など他のシリーズのジョーカーとかなり印象が違っています。
バサバサの髪の毛と乱雑なメイクは、ヒース・レジャー自身が考案したものでした。
ジョーカーの写真が公表されたときは、かなりの批判があったようんですね。
ただ、映画の中のヒース・レジャーが演じたジョーカーは本物でした。
話し方、立ち振る舞い、思考と感情、バットマンとの駆け引き。
全てがサイコパスすぎて恐怖そのものです。
そしてダークナイトのジョーカーはどんな人物なのか?
バットマンに登場するジョーカーの中でも特に謎の多い人物となっています。
指紋、DNA情報、戸籍など個人情報は一切不明。
さらに、ジョーカーの悪は純粋そのものです。
自らの行いに一切の迷いがなく、全くブレていません。
そんなジョーカーの行動は影響力も大きく、ゴッサムシティを混乱の渦に巻き込みました。
札束を燃やしたシーンの真意とは?
ジョーカーに学ぶ人生で大切な事パート6
『Money can’t buy happiness』
お金で幸せは買えない。
ダークナイトではマフィアのお金を金の問題じゃないと言い放ち燃やすシーンが出てきますね。
かっこいいね。#RT pic.twitter.com/N6nGpBZlKf— chicosia (@chicosia_com) 31 ઑગસ્ટ, 2015
ダークナイトのジョーカーの取った行動で特に印象に強いのは
「マフィアから奪い取った、札束の山を燃やす」シーンでしょう。
バットマンやゴッサム市警の敵であるマフィア。
マフィアと言えば「悪役」なのですが、このマフィアもただでは仕事はしませんね。
お金儲けのために人に憎まれるマフィアをしているはず。
ジョーカーがマフィアと一時的に手を組んだのはマフィアのもつお金ではありません。
マフィアたちもジョーカーにとっては駒の1つにすぎなかったのです。
そして、マフィアからダマして奪った札束の山。
ゴッサムシティのマフィアの資金すべてを積み上げた札束の山は凄すぎでした。
こんな量の札束は、おそらく人生を10回繰り返しても使いきることができない程の金額じゃないでしょうか。
そんな札束の山にジョーカーは何のためらいもなく、火をつけ燃やしてしまうのです。
「お金の価値が分からない狂った人物」
と片付けてしまうのは簡単ですが、ジョーカーはお金の価値が分からいなわけではないのです。
ジョーカーが大金ともいえる札束の山を燃やした真意は・・・・
「世の中の常識と秩序をかき乱して、ぶっ壊すこと」
普通の人間ならお金の価値はかなり高いものとなっていますね。
ジョーカーにとってお金はただの道具。
一般常識では全く理解できない感覚です。
人間社会の象徴ともいえるお金を燃やすという、常識では考えられない行為がまさにジョーカーの狙いなのです。
病院の爆破シーンはアドリブという噂は?
「ダークナイト」でジョーカーが病院を爆破するシーン! #DarkKnight #film #映画 #ダークナイト http://t.co/wlxUvPuGVr
— たむりほ (@djtamuriho_) 16 એપ્રિલ, 2014
ダークナイトのジョーカーを演じたヒース・レジャー。
このヒース・レジャーの評価が高かった理由は、ヒース・レジャー自身のアドリブが採用されてこともその理由の1つでしょう。
デントの前でレイチェルの名前を言い間違えるシーン
牢獄で拍手をするシーン
などはヒース・レジャー独自のアドリブの演技がそのまま採用されています。
そして病院の爆破シーン・・・
「ジョーカーが病院を爆破するシーンもヒース・レジャーのアドリブではないのか?」
「本当はNGだったけど、ジョーカーの演技が凄すぎてそのまま採用された!」
なんて噂があるくらいですね。
ジョーカーが病院を爆破するシーンはダークナイトの見どころの1つにもなっていますね。
実はこの病院を爆破するシーンは・・・・
ヒース・レジャーのアドリブではありません。
この病院の爆破シーンに話題が集まった理由は・・・・
・このシーンにCGは使われていなかったこと。
・起爆スイッチを押したのに、爆破が起きなかったこと。
・ヒース・レジャーの演技にアドリブが多かったこと。
だと考えられます。
一般的なSFアクション映画では2000ものCGが使われています。
しかし、ダークナイトの監督クリストファー・ノーランはCGを極力使わないことにこ、こだわりを持て待いました。
その理由は、俳優たち演技にリアルを求めたためです。
CGを使ったシーンでは演技にどうしても現実とのズレが出てしまうのですね。
ダークナイトで使われたCGは600ほど、他の映画の約1/3。
この病院の爆破シーンもCGではなく本当に爆破しているシーンなのです。
そして、爆破スイッチを押しても爆破しないというNGとも思えるシーンは計算されたもの。
ヒース・レジャーのアドリブだと噂されていますが、撮影クルー総力をあげ計画して作り出されたシーンです。
ダークナイトのメイキング映像でもこの病院の爆破の撮影の紹介がされています。
ヒース・レジャーの演技にアドリブが多いことに拍車がかかったこともその理由でしょう。
撮り直しができない1回勝負の撮影で演技を決めることができたのは、ヒース・レジャーあってこそなのです。
ただ、このジョーカーが病院を爆破するシーンは色々な噂が立つほど凄すぎるということは間違いありません。
まとめ
・ジョーカーが大金ともいえる札束の山を燃やした真意は、「世の中の常識と秩序をかき乱して、ぶっ壊すこと」
・ジョーカーが病院を爆破するシーンはアドリブではなく計算されて作られたシーン。
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