ダークナイトに登場する「ジョーカー」
バットマンやジョーカーは原作のアメリカコミックにも登場するキャラクターです。
しかし、このジョーカーにはモデルとなった人物がいました。
また、ダークナイトのジョーカーは謎の多いことも魅力の一つですね。
そんな、ジョーカーがゴッサムシティを襲った目的も謎だらけ。
そこで今回はこんなダークナイトに登場するジョーカーについて紹介していきたいと思います。
目次
ダークナイトのジョーカーのモデルになった人物は?
来週は宇喜多直家様のお話か…。#ダークナイト pic.twitter.com/lzUOCZYAB7
— 松井康之@細川家 (@Yasuyukimatui) 2019年9月21日
バットマンシリーズの『ダークナイト』
悪役ではありますが、ジョーカーは主人公のバットマン以上に魅力あるキャラクターではないでしょうか?
この魅力あるジョーカーのモデルとなった人物について紹介していきましょう!!
ダークナイトのジョーカーの魅力とは?
まず、ダークナイトに登場するジョーカーの魅力について紹介していきましょう。
今作のジョーカーは謎につつまれた人物です。
指紋、DNA情報、戸籍など個人情報は一切不明。
バットマンシリーズのジョーカーのなかでも特に異質です。
ジョーカーのトレードマークでもある、白顔とメイクも乱雑で髪もくしゃくしゃ。
このジョーカーのメイクと髪型は、ジョーカー役を演じたヒース・レジャーが考案したものでした。
ヒース・レジャーがイメージしたジョーカー象では、
「ジョーカーはきっと自分でメイクしているはず。」
だということで、ヒース・レジャー自身もこのジョーカーのメイクを自身でしていたそうです。
また、グラスゴースマイルと言われる口元の傷。
ダークナイトのジョーカーの口元には本当の傷があり、それが不気味さを演出していました。
また、猟奇的な行動、サイコパスすぎる性格や言動はまさに人とは思えない恐怖そのもの。
異質な見た目、理解できない行動と性格、全てが謎というところがジョーカーの魅力といえるでしょう。
モデルは映画「笑う男」のギンプレーン
ジョーカーのモデルとなった人物は1928年にアメリカで公開されたサイレント映画
「笑う男」の主人公『ギンプレーン』です。
この、ギンプレーンという人物はジョーカーとは少し違った人物。
「笑う男」というタイトルの通り、ギンプレーンは口を耳まで切り裂かれた不気味な見た目。
ギンプレーンは切り裂かれた口によって顔に張り付けられた笑顔とは裏腹に、心に深い傷を負った人物です。
ギンプレーンの顔にグラゴースマイルがあるのは、幼いころ貴族の謀略で顔を切り裂かれたことが理由となっています。
不気味な顔のせいで追放された幼いギンプレーンはサーカス団に拾われました。
そんな、ギンプレーンにも運命の女性が。
ギンプレーンのヒロインとなったのは盲目の女性。
不気味な男、盲目の女、ギンプレーンを迎え入れた優しいサーカス団が描く人間ドラマ。
「笑う男」に登場したジョーカーのモデルとなったギンプレーンは、ジョーカーのような性格ではありません。
しかし、サーカスで見せものとしてメイクされたギンプレーンは不気味で猟奇的。
サイレント映画独特の雰囲気と見た目の不気味さが、バットマンのジョーカーに影響を与えたことは間違いないでしょう。
ヒース・レジャーが思い描いたジョーカーとは?
ダークナイトのジョーカー役を演じたヒース・レジャー。
ヒース・レジャーがバットマンのジョーカーへの情熱は半端なものではありませんでした。
あまりにもジョーカー役に入りこみ過ぎたため、ヒース・レジャーの心は病に侵されるほど。
ダークナイトの公開前にヒース・レジャーは睡眠薬などの薬物併用摂取により命を落としています。
そんなヒース・レジャーが思い描いたジョーカーは・・・
バットマンの宿敵にふさわしい人物となっていました。
ヒース・レジャーが思う、ジョーカー象については明かされていません。
ただ、ヒース・レジャーは役作りのため、1か月以上もホテルに泊まりこみまでするほどです。
ジョーカーというキャラクターはもともと異質な人物です。
ただ、ダークナイトのジョーカーはヒース・レジャーが思い描いたジョーカーそのものだったのでしょう。
彼の演技にはアドリブが多く、撮影中もジョーカーに入り込んだヒース・レジャーの演技は完璧でした。
ヒース・レジャーの死後に公開された映像のほとんどは、修正されることなくヒース・レジャーの映像が使われています。
ジョーカーがゴッサムシティを襲った目的は?
ダークナイト撮影時、IMAXカメラは世界に数台(たしか3〜4台🤔)しか無かった。当時のIMAXカメラは1台2億円(たぶん今も🤔)以上したけど、ジョーカとのカーチェイス撮影時に1台がぶっ壊れてしまった。映画作るのにお金かかってるなあ。#ダークナイト #ジョーカー pic.twitter.com/J6hu00jI2w
— chicosia (@chicosia_com) 2016年10月28日
ここで、ジョーカーがゴッサムシティを襲った目的について深堀していきたいと思います。
ジョーカーは肉体的に強かったり、凄い権力を持っているなんてものが目的ではありません。
ただただ、正義を揺さぶりゴッサムシティという社会の秩序をかき乱すという人物。
さらに深掘りすると、ジョーカーはバットマンや刑事のゴードン、レイチェルなどに選択を迫るシーンが数多くあります。
この「相手に選択」させるというのもジョーカーの目的のうち。
ジョーカーがゴッサムシティを常識と秩序をかき乱して、ぶっ壊すための手段となっているのです。
映画の中盤、正義の検察官デントはジョーカーに選択を迫られ、復讐することを選びました。
まさに、ジョーカーの思惑通り。
人の価値観を根底から覆し、人格さえも変えてしまう・・・
正義の象徴である、デントの人格を変えたジョーカーの目的そのものでしょう。
ラストではジョーカーは御用となりましたが、殺人鬼と化したデントの罪はバットマンが罪をかぶり真実は闇の中へと。
ジョーカーの目的は達成されたのでは名でしょうか?
まとめ
・ジョーカーのモデルとなった人物は「笑う男」の主人公『ギンプレーン』
・ジョーカーの目的は金や権力ではなく、ゴッサムシティの秩序をかきまわしぶっ壊すというもの。
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